CBの縦パスはどう入れるのか −サッカーを知っている17歳とサッカーを知らない大人−

Hola Chavales!!!!
今日はラスロサスBチームのトレーニングマッチがありまして。
こちらはプレーヤーとして戦っております。

『ピッチサイドから見える景色』と『ピッチ内から見える景色』はまた違うもので。
そういう意味では『ラージョにいる時間』と『ラスロサスにいる時間』ではサッカーの見え方が異なるんです。
お互いの時間が良い影響を与え合ってるかなと思います。

それに加えて僕はラージョでは『補欠プレーヤー』という特殊な立ち位置にいます。
(名前は僕が勝手につけました)
どういうことかというと、トレーニング中に選手が怪我をしたなどで人数が足らない状況の時は僕はプレーヤーとして参加するということです。

直接対決したわけではないのであくまでも僕の感覚ですが、
仮にラージョU17vsラスロサスBが対戦したら99%ラージョU17が勝つでしょう。

で、今日のラスロサスの試合中に気づいたことがあるんです。
“選手一人ひとりの判断の質が違い“

例えば、
何でそこでターンする必要があるの?とか。
何でそこでロングボール蹴る必要があるの?とか。
何でそこでドリブルで狭いスペースに突っ込んでいくの?とか。
何で、何で、何で、の連続なんです。

それは良いところが見えてたけどパスが通らなかったというような技術の問題じゃなくて。
そのプレーをその状況で選んだのが間違いだよねっていうミスです。

僕にとって上手い下手は正直どうでも良くて。
でも判断のミスに関しては上手い下手は関係ないんです。
サッカーを理解してるかどうかなので。

人それぞれサッカーを始めた年齢は違うにせよ、
サッカーの理解度は必ずしも年齢に比例しないみたいです。
なのでサッカーを知っている17歳とサッカーを知らない大人が生まれているということです。

サッカーを理解する上では間違いなくサッカーを教わる環境が大事だと思います。
(ここでいうサッカーを教わる環境とは、ボール扱いを教わることではなくサッカーの見方や考え方を教わるということです)

どれだけ速いうちからサッカーを教わるということができるのかっていうのは大人に近づくほど影響でるなーって思います。

いくらリフティングをしても、いくら対面パスしても、いくらコーンドリブルをしても、それは上手い選手を育てるためであってサッカーを理解してる選手は生まないので。

もちろん下手よりも上手い方が良いに決まってるんですが、
『上手いけどサッカーを知らない選手』よりも『下手だけどサッカーを知っている選手』の方が試合になった時に覚醒するのをスペインで多々見ています。

サッカーの見方や考え方については、グランドでボールを蹴る必要はなくて、知ってるか知らないかなので。
スペインサッカー研究所を通して皆さんのサッカーの視野を広げるのに役立つように発信していこうと思います。

で今日は、
昨日のラージョU17のトレーニングマッチのハーフタイムにルベンがかけた修正の仕方から学んだことを紹介して終わろうと思います。
『CBの縦パスの入れ方について』

続きはスペインサッカー研究所で!!

0コメント

  • 1000 / 1000